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転職のポイント:新しいスタートを順調に切るために
内定後の通知から正式な内定通知まで
看護師がセラピーの資格を活かして新しいスタートを切るためには、書類選考や面接を無事クリアしなければなりません。面接を受けてから内定の通知が出るまでの期間は、翌日から2週間以内が一般的です。内定の知らせは電話かメールで通知されることが多いため、電話が取れる状態のときは通知を意識しましょう。
転職サイトを利用している場合は、応募先ではなく転職サイトを通じて結果が通知されます。正式な内定通知は、郵送もしくはメールにて送られてきます。名称は職場によって異なる場合がありますが、「内定通知書」「内定承諾書」などの名目とともに、健康診断の案内や今後のスケジュールが届くのが一般的です。
通知が届いたら内容をよく確認してから返事をする
正式な内定通知が届いたらすぐ返事をせず、通知内容をよく確認しましょう。特に確認しておきたいのが、給与額や賞与額、雇用形態、配属先、勤務時間、休日、交通費をはじめとする諸手当の有無や手当の支給額などの勤務条件です。内容に承諾する場合もそうでない場合も、返事は通知から1週間以内に行いましょう。返事の期限を超えてしまうと内定が取り消しになってしまうこともあるため注意が必要です。
返事をするときは、内定に対する感謝の気持ちとともに内定承諾の意思を明確に伝えます。内定承諾書を返送する際は、必要事項を記入した書類に添え状やお礼状を同封しておくと印象が良くなります。内定承諾書や雇用契約書などの各種書類の提出により、正式に入職が確定します。
退職までの流れを確認する
退職に関する法律的なルールとしては、退職の14日前までに退職の意思を伝えることとなっています。しかし、職場によってはそれよりも前に申し出るよう求められている場合があるので、就業規則をよく確認しましょう。現場の混乱を避けるため、可能であれば1ヶ月以上前から退職の意思を伝えておきます。申し出る相手は直属の上司にあたる人です。伝えるタイミングや場所に注意し、メールや電話ではなく直接口頭で退職の意思を伝えます。退職希望日は伝えつつも、職場の都合に配慮して双方納得できる日に決めましょう。退職日が確定したら、退職届を上司に直接手渡します。退職の申請方法が決まっている場合もあるので、就業規則に従って申請しましょう。退職届を渡す際は、上司の状況をよく見てふさわしいタイミングを見計らうなどの配慮が必要です。
退職が決定的になったら、業務の引き継ぎのために必要な準備を開始します。マニュアルやメモを作成して、できるだけ丁寧に引き継ぎを行うと、現場の不安を和らげることができます。ロッカーの私物などは一気に持ち帰らず、目立たないよう少しずつ片付けるようにします。備品等の返却物を確認し、リストを作っておくなどして最終出勤日に確実に返却しましょう。